2007-11-25 「RDF:概念および抽象構文」読了 開発 RDF(Resource Description Framework): 概念および抽象構文を読んだ. RDF:概念および抽象構文の簡単なまとめ RDFの設計目標 シンプルなデータ・モデルを持つこと 形式意味論と証明可能な推論を持つこと 拡張可能なURIベースの語彙の使用 XMLベースの構文の使用 XMLスキーマ・データ型の使用のサポート 誰でもがあらゆる資源に関するステートメントを作成可能にすること RDFの概念 グラフ・データ・モデル 主語-述語-目的語のトリプルで表現.各トリプルはグラフ(ノード-アーク-ノードのリンク)で表現. URIベースの語彙 空白ノード 空白ノードは固有の名前を持たないユニークなノード. データ型 型付きリテラルの型を指定.XMLスキーマデータ型がよく使われる. 型情報に従ってリテラルと値のマッピングを行う. リテラル 文字列として処理されるプレーンリテラルと,値とマッピングして処理される型付きリテラルがある. XMLシリアル化構文 シンプルな事実の表現 含意 RDF上での推論に関する概念. 詳しくはRDF Semanticsを参照 RDFの抽象構文 RDFトリプル 主語(URI参照 or 空白ノード) 述語(URI参照) 目的語(URI参照 or リテラル or 空白ノード) URI参照,リテラル,空白ノードの集合は互いに素である. RDFグラフ RDFトリプルの集合 RDFグラフのノードの集合=グラフのトリプルの主語と目的語の集合 RDFグラフの同等性 2つのグラフGとG'が等しいとは,2つのグラフのノード間に全単射Mが存在すること. Mは空白ノードを空白ノードにマッピングする グラフGの任意のリテラルlitに対して,M(lit)=lit グラフGの任意のURI参照uriに対して,M(uri)=uri トリプル(s, p, o)がGの要素ならば,かつそのときに限り,トリプル(M(s), p, M(o))はG'の要素